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中島翔哉選手の特徴
サッカー日本代表の新エースと呼び声高い中島翔哉選手。
中島翔哉選手は、1994年生まれ(フィギュアの羽生結弦選手と同い年)で、東京の八王子出身です。
6歳の頃にサッカーを始めるも、ちょうどその時期に両親が離婚。母子家庭で育ち、二つのサッカースクールとフットサルの教室に通っていました。
中島翔哉選手は、身長がわずか164cmと世界的に見ても相当小柄な選手ですが、所属するクラブチームでは得点に絡むことも多く、ロシアW杯では残念ながら代表に選ばれなかったものの、新生日本代表ではエース候補として存在感を発揮しています。
日本代表は11日、コスタリカ代表と対戦して3-0と快勝した。森保一監督の就任初戦となったこの試合で最も輝きを放ったのは、背番号10を背負った中島翔哉だった。
この試合で見せた水準を維持できれば、日本の新たな中心となることができるはずだ。
中島翔哉選手のプレースタイルの特徴は、「楽しい」という一言に集約されます。
もちろんドリブルの技術も素晴らしく、得点に繋がるパスも出し、自らでシュートを狙いにいく積極性も兼ね備えています。
まさに日本代表の攻撃の「核」となっています。
しかし、その全てを「楽しそうに」行っていることに中島翔哉選手の強みがあります。
これは実際に中島選手本人が番組のインタビューでも自らの「ストロングポイント」として挙げています。

中島翔哉選手が出場した代表戦の試合のサッカー解説者も、「面白い!」と連呼していたように、本人だけでなく、見ているこちら側まで「面白い」「楽しい」とワクワクさせてくれるようなプレーをしてくれます。
この「楽しいサッカー」というのが、中島翔哉選手の何よりも特筆すべき特徴と言えるでしょう。
先日の代表戦の試合後のインタビューでも、「今後どのようなプレーで代表に貢献していきたいと思いますか?」と問われた中島選手は、無邪気で可愛い笑顔を浮かべながら次のように語っていました。
まずはしっかりと楽しんで、見ている人たちも楽しいサッカーをしたいです。
中島翔哉選手のかわいいエピソード
中島翔哉選手は、インタビューでの話し方もゆったりとした口調で、試合後であっても険しい表情をすることもなく、穏やかに語るので、聞いているこちらまでほっとさせてくれます。
また、子供の頃から生粋のサッカー少年だった中島選手には、ある無邪気でかわいいエピソードがあります。
サッカーがとにかく好きで、授業中でも家でもボールと過ごしていた中島少年は、学校が終わってからも、時間があれば一人で練習し、夜寝ているときもボールを離しませんでした。
サッカーボールを布団のなかに入れ、布団のなかで飼い犬と一緒に「三人」で寝ていたと笑顔で語ります。

画像 : 「アスリートの輝石」| BS日テレ
清々しい笑顔で、ボールと犬と三人で寝ていたと、漫画『キャプテン翼』の大空翼よろしく「ボールはともだち」を実践する中島翔哉選手。
画像 :『キャプテン翼』
もっと強い相手とも楽しくサッカーがしたいから、もっと厳しい練習をしていくと中島選手は言います。
今後、さらに強豪のチームを相手にも、どんな大きな舞台でも、「楽しい」サッカーを貫いていってほしいと思います。