日本代表のコロンビア戦後の中島翔哉のコメント
コロンビア戦で左サイドハーフとしてスタメンでフル出場した中島翔哉選手。
積極的なドリブルの仕掛けやミドルシュートも含め、攻撃のきっかけとして日本代表の起点になっていました。
コロンビア代表のエース、ハメス・ロドリゲスとのマッチアップも見もので、ハメスが試合終盤に交代でベンチに下がる際には、敬意を示すように中島選手に右手を差し出してタッチするシーンも見られました。
中島翔哉選手のコロンビア戦の試合後コメントで、ハメス・ロドリゲス選手について次のように語っています。
僕が説明する必要がないくらい、全員が知っている選手。非常にキープ力もありますし、パスの精度も高い。今日は少なかった(0本)ですけどシュートも打てる選手だし、すごく勉強になりました。
また、これまでも攻撃面での起点として代表の攻撃にリズムをもたらし、素晴らしいパフォーマンスを見せていましたが、コロンビア戦では守備面での貢献も評価されています。
その点について、中島選手は、そのディフェンス面の進化がカタールリーグ(アルドゥハイル)移籍の理由の一つだと言います。
カタールでは監督からずっと言われるので、あんまり言ったら怒られるかもしれないけど、それがすごく成長につながっている。これまでの代表戦の時よりは前のほうでボールを奪えたと思うし、そういうのを求めてカタールに行ったというのもある。
中島翔哉選手が所属するアルドゥハイルの監督は、ルイ ファリア監督。
名将モウリーニョ監督の右腕として数々のタイトルを獲得した名参謀で、そのルイ ファリア監督の存在も、中島選手がカタールを選んだ大きな理由でした。


カタール移籍、そしてコロンビア戦では一定の手応えを感じつつ、まだまだ向上心を持って課題を冷静に分析しているようです。
もっと取れるチャンスはあったと思うし、攻撃に出られるチャンスはあったはず。成長はできていると思うけど、もっとできたと思う。
次のボリビア戦は、3月26日の19:30キックオフです。