中島翔哉選手の練習法「ボールに触って、トレーニングは合ったものを」
中島翔哉選手は、以前インタビューで練習法について、背が小さいほどボールに多く触る練習をしたほうがいい、と語っていました。
中島:(体格が)小さければ小さいほどできるだけボールに触れて、遊ぶのでもいいし、好きなようにプレーすればいいと思います。
中島選手自身、授業中もずっと足元でボールに触っていたと言います。
もちろん、先生に怒られボールを取り上げられるのですが、こっそり取り返して今度はカバンの影に隠すようにコントロールしながら足先で触っていたそうです。
練習前も二時間ほど早めに行ってずっと壁に向かってボールを蹴ったり、コーチに手伝ってもらって一対一を繰り返したり。
とにかく遊びながら少しでも多くボールに触れる機会を設けるようにしていたようです。

寝るときもボールと愛犬と一緒。
その他、フィジカルトレーニングについては、色々と試しながら自分に合ったものを取り入れていくのが大事だ、と中島翔哉選手は言います。
年齢を重ねていけばいくほどフィジカル的な部分で、対応していかないといけない部分も増えてくるので、色んなトレーニングを試して自分にあったものを取り入れていくことが大事だと思います。今までだれかがやっていたとか関係なく、自分に何が合うのかを、実際にやってみて感じることが大事だと思います。
フィジカルトレーニングは特に色々な考え方があり、誰がどういったものを推奨する、と言ったものもありますが、実際に試してみて、体感として「これは合っている」と感じるものに熱心に取り組む、というのが大切。
同じく小柄な日本代表DFの長友佑都選手も、体感トレーニングやヨガ、食事法などを常識にとらわれずに取り入れ、海外の選手にも当たり負けせず、ベテランの域になってもまだまだ衰えるところを知りません。
発想の柔軟性というのも重要なのでしょう。
現在、中島翔哉選手は「骨ストレッチ」というストレッチ法に取り組んでいるそうです。