中島翔哉の出身高校
サッカー日本代表のエースで、ポルトガル一部ポルティモネンセの中島翔哉選手。
今回は、普段あまり触れられることのない中島翔哉選手の出身高校など高校時代のことを紹介したいと思います。
中島選手は、東京都八王子出身。6歳の頃にサッカーを始めます。
サッカースクールやフットサル教室に通い、2004年に東京ヴェルディのユースチームに入団。その後、中学時代には三度のブラジル留学も経験します。
中島翔哉選手は、実は「ユースチーム」をメインの主戦場にしていたので、中学や高校の部活(高校サッカー)の成績というのはありません。そのため、高校サッカーで活躍した選手のように出身高校が注目されることもありませんでした。
中島翔哉選手の出身高校は、「東京都立調布高校」です。
しかし、その後、よりいっそうサッカー(ユースチーム)に集中できるように、調布高校から、第一学院高校という通信制の高校に転入します。
第一学院高校は、全国50ヶ所にキャンパスを持つ通信制の高校で、多くの有名サッカー選手もこの高校の出身です。
- 香川真司(サッカー選手)
- 柿谷曜一朗(サッカー選手)
- 酒井宏樹(サッカー選手)
- 原口元気(サッカー選手)
中島翔哉選手は、高校時代には東京選抜チームに選出され、国体で優勝を果たしています。
高校二年生のときには、アディダスカップ(クラブユース選手権)でベストプレーヤー賞を受賞。そのときにオランダのアヤックスの練習に参加し、このとき、海外の選手の技術よりも、とにかくシュートの凄さに驚いたそうで、シュートに対する意識も変わったと言います。
それからは、シュート練習も熱心に行うようになっていきました。
また、高校三年生の頃にプロ契約をして出場した東京ヴェルディの試合では、Jリーグ史上最年少でのハットトリックを決めています。
東京ヴェルディのFW中島翔哉がJリーグ史上最年少ハットトリックを達成した。東京Vユース所属の高校3年生ながらすでにプロ契約を締結している18歳は栃木戦に先発出場。
前半16分に先制点を決めると、1-1に追いつかれたあとの後半13分、17分に連続ゴールを決めた。 18歳59日でのハットトリック達成は、現G大阪監督の松波正信がプロ1年目の93年11月20日の市原(現・千葉)戦で記録した18歳364日のJリーグ最年少記録を19年ぶりに塗り替える快挙となった。
このハットトリックについて、その後のインタビューで、あのハットトリックは周りのひとのパスや支えによって生まれたものだから、嬉しいけどゴールには満足していない、とコメントしています。
ちなみに、大学には進学せずに、そのままプロ入りして今に至ります。