中島翔哉とチームメイトに、カタール代表FWアルモエズ・アリとは
驚異的なボールコントロールからトラップ、そしてオーバーヘッドで日本のゴールを奪ったカタール代表FWのアルモエズ・アリ選手。
アジアカップ2019 決勝
日本 対 カタール 0 対 1
前半11分アルモエズ アリのオーバーヘッドが決まりカタール先制 pic.twitter.com/lURchXA5xD— yuki (@yuki55458298) 2019年2月1日
アルモエズ・アリのオーバーヘッドのゴールシーン(動画)
アルモエズ・アリは、この日本戦のゴールでアジアカップ9得点、歴代最多得点記録を塗り替え、アジアカップのMVPにも選出されました。
一体、このアルモエズ・アリとはどういった経歴の選手なのでしょうか。
アルモエズ・アリは、1996年8月19日生まれ。身長は180cm。スーダンで生まれ、まもなくカタールに移住。現カタール代表のエースFWです。
アリは、カタールが国を挙げてサッカー強化を推進する育成期間「アスパイア・アカデミー」の出身で、ユース時代にはベルギー、それからオーストリアやスペイン3部リーグのチームに所属。
カタール人として初めてスペインのリーグで得点を決めた選手でもあります。
その後、2016年にカタールリーグ(スターズリーグ)のアルドゥハイルに移籍し、リーグ連覇の原動力となります。
カタールのA代表デビューは2013年12月のバーレーン戦。
当時17歳のA代表デビューでした。代表初ゴールは、2017年10月のシンガポール戦です。
U-23代表としても活躍し、2018年に開催された「AFC U-23選手権2018」でも、カタールを3位に導き、アリ自身も6得点で得点王に輝いています。
カタールのアルドゥハイルに所属ということで、カタール移籍が決定的と言われる日本代表の中島翔哉選手のチームメイトとなります。
おそらくプレーに関する中島選手とアリのコンビの相性、あるいはスペインの影響が強いカタールのサッカースタイルは、高い相乗効果が期待されるでしょう。