アルドゥハイルの監督、ルイ・ファリア氏とは
中島翔哉選手が所属するアルドゥハイルは、選手の獲得だけでなく、監督の招聘にも力を入れ、新監督にルイ・ファリア氏を招きました。
ルイ・ファリア氏は1975年生まれで、ポルトガル出身。
名将モウリーニョ氏の右腕、参謀として有名で、インテル、レアル・マドリード、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドでアシスタントコーチを歴任。選手のコンディションからトレーニングの管理まで担当しました。
「チェルシーとの交渉で要求したのはたった一つ、ルイ・ファリアだ。たとえチェルシーにすでに5万人のスタッフがいようとも、誰もいなくとも、私はルイ・ファリアを連れていく」
「基本的にはそちらのスタッフを受け入れる。だが、ルイ・ファリアだけは譲れない。彼は私のトレーニング方法には必要不可欠な存在なのだ」
ジョゼ・モウリーニョが2004年にポルトからチェルシーの監督に就任した際の言葉だ。
そして、惜しまれながらもマンチェスター・ユナイテッドのコーチを退任、休職期間を経て、このアルドゥハイルで初めて監督としてキャリアをスタートさせることになりました。
モウリーニョ監督の下を去った理由を「決断は家族のためだった」と語っていたファリア氏だったが、参謀役としてではなく監督としてのキャリアを初めてスタートするのはカタールの地に決定した。
ちなみに、このルイ・ファリア氏が監督であることも、中島選手がカタール、そしてアルドゥハイルを選んだ理由の一つにあるようです。
ブログでも次のように中島翔哉選手は語っています。
今回、移籍を決めるまでに実際にカタールへ2度訪れ、チームのサッカースタイルと監督の考え、そしてカタールの雰囲気や環境などを肌で感じてきました。